※ピンクのスリップの写真は、最近、撮ったもので、本文との直接の関係はありません

 その男性は、小さな会社を経営している社長さんだといっていた。確かめたわけではないが、ちょっと金回りがよさそうだと、だいたいは社長だと名乗る人が多いから、半信半疑でおつきあいしていた。すてきなフレンチレストランとか、ぐるぐる回らないお寿司屋さんに連れて行ってくれるので、女子大生だと名乗っていた私としては、食事代がずいぶんと助かったものだった。
 その社長さんが、スリップに異常なほどの興味を示すとは、何回かおつきあいしたあと、ピンクのスリップ-3ホテルに入るまではわからなかった。けっこう紳士的で、私にはやさしく接してくれて、そして若い人のようにガツガツするような雰囲気はなかった。むしろ淡泊ではないかと思うぐらいだった。50歳に近い年齢だという。一緒に食事をして楽しく会話をしたり、デパートでコートとかハンドバッグを買ってくれたりして、私を喜ばせてくれて女王様かのように扱ってくれるなど、心地はとてもいいものだった。
 いつまでも、ホテル行きを拒否するわけにもいかず、今日は求められたら体を許すしかないかなあとも思っていた。それに、私にもちょっとした事情もあった。数ヶ月前に、私は性転換手術(性別適合手術)をすませたのだが、手術の傷跡が治癒する前にアソコに激しいことをされたら傷口がまた裂けるかもしれないと心配して、しばらくエッチはしていなかったのだった。もともと性欲が少ない私で、さらに性転換手術をしたあとは、エッチしたいという願望がほとんどなかったこともあって、何もないことでの苦悩はなかったのだったが、ただ、アソコが本当に使い物になるのかどうかを試してみたいという気持ちは持っていた。そんな事情もあって、その社長に求められたら、今日は許してあげようと思っていたのも事実だった。
 今は、スリップなどという下着を身につけることは少なくなった。だいたいはキャミソールというあまり装飾性が少ないものを身につける。でも、しばらく前までは、スリップは女性にとって必須ともいえる下着だった。ひょっとしてホテルに誘われるかもしれないということと、そのときは体を許してあげようという気持ちもあって、ちょっとセクシーなピンクのスリップを身につけていくことにしたのだった。
ピンクのスリップ-1 想定通りというか、なりゆきとしては自然だというか、やはりホテルに誘われた。「はいいいよ」というのは慣れた女だと思われるから、恥ずかしそうに少しばかりイヤイヤをしながら、でもコクンと受け入れる表示をして、とあるシティホテルにチェックインすることとなった。
 アサインされた部屋のドアを開けて部屋に入ると、
「キミが好きだ。こうやってホテルに行くことを夢見てきたんだよ」と言い
「ボクはたまらなくうれしいよ」とも言った。
 そして、ブラウスのボータイをほどきにかかった。ボータイは難なくはずしれ、そして今度はブラウスのボタンをはずしにかかった。1つ2つとボタンをはずされていくと、鮮やかなピンクのスリップが彼の目に飛び込んだようだ。ちょっと興奮気味になったようだった。息が少し荒くなってきて、いそいそと残りのボタンをはずす。私のミニのプリーツスカートのホックもはずそうとするのだが、どこにホックがあるのかとまどっている。それでもほどなくして見つけたようでホックをはずし、するするとスカートを脚から脱いでいった。ミニ丈のピンクのスリップが露わになって彼の目に飛び込んだようだった。こうなると、社長の威厳もなにもなくなり、そこには一匹の牡がいるだけだ。
ピンクのスリップ-2「いい、いい、すばらしい」
「スリップ姿が大好きなんだ」
「とてもセクシーだ。たまらないよ」
などと語りながら、息は荒々しくなり、自分自身の上着やシャツ、そしてズボンをあわただしくおろしていった。ブリーフひとつになるのだが、そのブリーフは勢いよく三角のテントを張っていた。彼のペニスは怒張してピクピク動いていたのだった。私をほしくてほしくてたまらないようにピクピクしていたのだったが、すぐには性行為にいたることはなかった。
「いい、いい」「すばらしい」
といいながら、私のピンクのスリップ姿をなめ回すように視姦するのだった。そして、スリップの上から私の体をなで回してくる。しばらくそうやって視姦したりなで回したりしたあと、スリップの肩紐をはずしながら、そして、私のダークローズのブラジャーのホックをはずしにかかった。
 最後には、パンティストッキングが残っている。ストッキングごしに脚を愛撫してくる。そしていよいよストッキングを脱がしにかかってきた。私も、彼が脱がしやすいように、腰をすこしあげてやった。彼はパンティストッキングをするっと脱がし、はいている本人を失ったストッキングは床に落ちていき、ダラッとまるまった。
宮崎留美子/セックス画像2 パンティ1枚になった私の体全身は愛撫され、私もたまらなくなって、
「ああーん」と声をあげた。そしてそのあと、何度も喜悦の声をあげた。
 彼のペニスは硬く硬く怒張しているようだった。男の人ってこんなになるんだ、不思議ね。ふとそう思う。怒張するようなことがなかった私にとっては、それは無用の長物だったのだが。
 彼の指が私のパンティのなかにすべりこんできて、そしてあの場所を触り指を入れてこようとする。アッ、初めてなのよ・・・とは言えない。性転換手術したなどとは言えない。私はあくまでもオンナなのだから。私のパンティは脱がされ、彼の舌が私のアソコに押し入ってこようとしていた。ああん。ちょっと声が出る。彼の舌で私の秘部がなめまわされた。ああーっ快感! 私もたまらなくなる。ああーっ、ううーん、いいーっ 声は大きくなっていった。
宮崎留美子/セックス画像1 次に、彼は、右手で自分のペニスを握って、私のアソコに押し入れてこようとした。ペニスの先がアソコに少し入る。そして押し入れてこようとした。
『痛い』私はちょっと苦痛にもだえたが、我慢だ、我慢だ。このプロセスは今後のためにもどうしても必要なのだから。さらに彼のペニスは私のアソコの奥深くまで入ってきた。
「ああっ、痛い」私も声を出さずにはいられなかった。
 彼はちょっとびっくりしたようだった。まさか処女なのかと考えたのかもしれない。私はなんとか我慢した。彼のペニスは上下する。痛みは少しは和らいだが、気持ちがいいというまでにはなっていない。彼の動きはますます急速になった。普段、どんなに紳士的であったしても、こうなると一個の牡だった。
「うっ、イクっ」という彼の言葉と同時に、私のなかに、ドクドクとした感触とともに、彼の欲望の液が放出されたようだった。私の中に欲望の液が入ってきた感触ははっきりとわかった。
サンタ0/性転換手術 セックスってこんなものなの? 私はいささか失望してしまった。気持ちよくて失神しそうなどという話とは全然ちがっていた。・・・ふと、自分のアソコをみると、わずかだが血の跡をみた。膣を形成したあと、手術跡が塞がらないためにも、細いものから徐々に太くしていったガラス棒を、2ヶ月ほどかけて挿入するなど術後処理もやっていて、そのあとも、自分の指を挿入したりしていた。ただそのときは激しく動かすことはない。術後、初めてのペニスの挿入で、しかも激しく動かされたために、少量の出血をみたようだった。でも、その出血をみた彼は、どうも私のことを処女だったと思ったようだった。
「えっ、キミって、こんなことは初めてだったの」 彼はちょっと驚いていた。
 性転換手術をしたとはいえない。彼は、私のことを当然のごとく女性だと思っていたのだから。私は恥じらいだ表情でコクンと頷いた。だって、処女というのは、ある意味では事実なのだから。

 私の「初めての男」だと思い込んだ彼、その社長さんは、その後、私に夢中になっていった。自分が「初めての男」だと信じきった彼は、その後、私に貢ぐかのように多くのものを買ってくれたり、高級なレストランでフレンチのコース、いいワイン、高層階から街の灯りを眺めることができるホテルetc いろいろなところへ連れて行ってもらった。私はかなりいい思いをさせていただいたのだが、あるきっかけで、彼の奥様に私との不倫(一応そういってもいいんだよね)が発覚することになり、その後は会えなくなってしまったという顛末となる。

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