※小説内で掲載されている写真はイメージです。アップした小説と関係あるわけではありません。また、アップした文章は、小説(フィクション)と思って読まれてください。
今度のデートのお相手は、私がニューハーフであるということ、体は男だということを知っている方でした。初めて出会ったのが、私がアルバイトしていたニューハーフのお店ですから。
今度のデートのお相手は、私がニューハーフであるということ、体は男だということを知っている方でした。初めて出会ったのが、私がアルバイトしていたニューハーフのお店ですから。
その方は、そのニューハーフのお店には、何度か訪れていたようなのですが、私が会うのは初めてでした。私はアルバイトですから、毎日、お店に出ていたわけではなかったからでしょう。

「留美子です。学生のアルバイトなんで、先輩の方みたいにはお相手できないけれど、よろしくお願いします」と、まずは自己紹介と挨拶です。そうすると、そのプロレスをやっているという彼は、「おう、とてもかわいいね。気に入ったよ」と、私を引き寄せるのですが、その手の大きいこと。私の2倍ぐらいはありそうでした。胸幅もかなり厚く、服の袖の上から感じる腕は、隆々としてそうな感触がありました。このお店で、私がお相手してきた男性は、企業の幹部クラスの方とか大学教授とか、接待されてきたような公務員の方とか、そういう方がほとんどでしたから、これほど体が大きくて体格がいい男性は初めてのお相手でした。身長も190センチは超えていそうな「大男」といってよい方だったのです。

「留美ちゃん、この方と一緒に出かけてきなさい」とママから声をかけられ、ドギマギしながらも、私も退店の準備をしました。裏の楽屋みたいな(小さくて粗末な場所ではあったのですが)ところで、パフをとってファンデーションを直したり、口紅を引き直したりと化粧直しをして、オードトワレをシュッと吹きかけたりします。女の子のお出かけはたいへんなのです。
プロレスの彼は、お店の入口付近で待っていました。
「ごめんなさい、時間がかかっちゃって」 いちおう、お詫びの言葉です。化粧直しの最後に吹きかけたオードトワレはクリスチャンディオールのディオリッシモ。甘い香りがする香水です。首筋あたりに吹きかけていますから、彼の肩あたりまでしかない私の身長からすると、私から立ち上る香水の香りは、彼の鼻腔をくすぐっているはずです。香りはメイクアップの大事な仕上げで、男性とのデートにはかかせません。案の定です・・・
「いい香りがするね」といわれて、やはり、彼の鼻腔をくすぐっていたことがわかりました。香りひとつだって、男性を私のとりこにさせるツールになる場合もあるのですから、手抜きはできません。

「ちょっとお腹がすいていないか。お寿司屋さんにでも行こう」と、すすきののとある寿司店に入っていきます。もちろん「回転しないお寿司屋」さんです。学生身分の私なんかはとても行けそうにないところです。
「へーーい、らっしゃい」との威勢のいいかけ声で、私たちを迎えてくれて、握るところが見えるカウンター席に案内されます。プロレスの男性のいきつけの店でもあるみたいです。
(男)「何か飲むかい」
(私)「いえ、お店でちょっと酔っているので、お酒はもういいです」
(男)「だったら、お寿司をたのもう。好きなのを何でも頼みなさい」
といわれても、こんな高級なお寿司屋さんで食べたことがないですから、何がいいのかとまどっていました。そうすると、
「板さん、この子に、トロとウニをだしてやって」と、中の板前さんに注文してくれます。
「へい」とのかけ声があって、寿司を握って、私の前に2貫ずつ出されました。口にすると、トロは、ホントにとろっととろけてしまいそうな美味しさ。
「美味しい!」思わず声が出てしまいました。男性は、お気に入りの女の子には、美味しいものをおごってあげて、女の子が美味しく食べている姿を見て満足するのだと思いました。
お寿司屋さんから出たあと、彼は、ちょっとゆっくりしないか、というのですが、『これって、私の体を求めているよね』と感じた私は、
「今日はもう遅いので、早く帰って眠りたいです。まだ別のときに・・・」
彼は、私の言葉を聞いて、「わかった。じゃあ、*日の*時ごろ**という喫茶店で待ち合わせということで、どう?」 私の方の都合もとくに悪くはなかったので約束を受けました。
*日*時、約束の時間にその喫茶店に行くと、彼はすでにきていて、その大きな体が、お店の中で目立っていました。

靴は、スカートの色に合わせて、白のパンプス。9センチぐらいのヒールがあるハイヒールです。ストッキングにつつまれた足がハイヒールにおさまっています。札幌の11月というとけっこう寒いので、ブラウスの上にはピンクのコートを羽織っています。このコートは、おつきあいしていた別の男性におねだりして買ってもらったものなので、私ってすごい悪女なのかなあ。
喫茶店に入ってピンクのコートを脱ぐと、パフ袖でリボン結びのやや大きめの花柄のブラウスとフワッとした白いスカートとのコーディネイトが、実にフェミニンな風情を醸し出しているはずです。女の子らしい、男性が好きそうなスタイルだったのだと思います。
「その服、とってもすてきだ。にあうよ。今度、服を買ってあげるよ」 そうやってすぐに服を褒めてくれるなんて、けっこう女の子慣れしているのかな?ホントに服を買ってくれるのかな?だったら甘えちゃおう。
この日の香りは、ニナリッチのレールデュタン。ディオリッシモに比べるとやや甘さは抑えられているものの、私から香る香水のにおいは、彼に届いているはずです。
「ん、今日の香水は、この前のものとはちがうんだね」
「えっ、よくわかったわねえ」
女の子とのデートになれている男性なのかなあ・・・よくわかったなあと思ったものです。

お店で、お客さんが、「今度、ヨーロッパに行くことになった」という話をしていたら、「じゃあ、プレゼントに香水を買ってきてえ」なんておねだりする会話もあったのです。日本はバブルに向かっていたときでした。お店の飲み代を、会社の経費で落とすなんていうことは頻繁だったのです。「プレゼントしてえ」は社交辞令だったにしても、海外渡航から帰ってきたお客さんが、次にお店を訪れたときに、本当に香水をプレゼントしてくれる、なんてことがあり得た時代だったのです。
この日は鉄板焼きのお店に連れて行ってもらいました。当時は知りもしなかったのですが、今でいうならばA5ランクの牛肉を客の前で焼いてくれるお店は、私はこのときが初めてでした。
相手のプロレスの男性は、私がニューハーフだということを知っているわけですから、私としても気は楽です。バレないようにしようとかなどを考える必要はありません。
「夜景がきれいな部屋を予約しておいたから」と、私を連れて行こうとする先は、当時、札幌で一番高層の全日空ホテルというところでした。
「えーーっ、ホテルに泊まるのお」と、一応は、いやいやをするフリはしないと。ハイハイと尻尾を振ってついていく女ではないぞおというフリはしないとね。
「高層からの夜景はきれいなんだよ」と、ロマンチックさにかまけて、私を誘います。私は渋々とついていくように演じました。

「わあ、いい眺めですねえ」
ふと、横を見ると、その部屋はダブルベッドの部屋でした。私は、不安が高まってきましたが、ここまできて帰るという選択肢はありませんから、たぶん口数が少なくなっていったと思います。
彼は、私のピンクのコートを脱がせて、クロークに入れてくれました。私のラベンダー色のブラジャーが花柄のブラウスから少し透けて見えるはずです。大きく膨らんだ2つの丘がブラウスをつきあげています。たぶん、彼には、セクシーに色っぽく見えているはずです。
「ルームサービスをとろうか」と、彼は、ルームサービスのメニューを手にとります。しばらく見ていて、決めたかのように、電話機を手にとって注文を始めました。こんなのはどうかとか、これは好きかとか、そんなふうに私の希望を聞かないで、自分でさっさと決めてしまって、それを私に押しつけるような強引さが彼の特徴でした。
「メニュー5番のフィレステーキのコースを2つ。ワインは赤ワインにするけれど、ワインメニューの3番目の○○にしようかな」
注文したあと、食事が部屋に運ばれてくるまでには時間がかかります。ソファに座っていた私のところにやってきて、私の手をとって立たせます。なにをしたいのかなと思っていると、スッと私を抱きかかえるのです。190センチもあろうかというガッチリとした体格、太い筋肉隆々とした腕、160センチの私は、彼からみたら子どもみたいな感じなのかもしれません。さも簡単に私を抱きかかえました。
今でいう、これが「お姫様抱っこ」かあ。当時はその言葉は知りませんでしたが、大きな男性に抱きかかえられているシチュエイションははっきりと認識していました。「ああん・・・」とちょっと脚をバタバタさせても、彼にとってはどうということもなく、そのまま、ダブルベッドに寝かせられたのです。

「ああーん、だめよう」と拒んでも、そんなことには動じません。膝丈のフワッとしたスカートですから、スカートのなかにスッと顔が入って、私の太ももあたりを愛撫しだしました。大男が、私を前にして、奴隷のごとく甲斐甲斐しく愛撫してくるのです。私とはあまりにも体格がちがいすぎるので、抵抗しようにも抵抗できません。彼の力をもってしたら、私なんかひとひねりなのだと思います。拒絶しようという気持ちは萎えていきます。もう、彼のするがままにまかせておくかなあと思うようになっていました。
「ルームサービスがやってくるよお」との私の言葉で、彼の愛撫は中断です。
しばらくすると、美味しそうなフィレステーキが運ばれてきました。前菜のサラダだとかスープだとかも、ワゴンに並べられています。コーヒーのポットもありました。フランスワインが氷の入ったクーラーに入れられています。ホテルのボーイが一通り並べると部屋から出て行き2人になりました。まずはワインで乾杯。
「留美子ちゃんとの一夜に乾杯」 うーーん。一夜かあ・・・ちょっと不安だなあ。
食事が終わると、夜のとばりが下りている札幌の街が、ネオンサインの様々な色で満たされ始めました。「きれいだわあ」なんてうっとりしながら見ていると、彼がまた「お姫様抱っこ」です。今度は、私も、自分の手を彼の首にまわして「お姫様抱っこ」に協力です。彼は私にキスしてきました。キスされながら運ばれていき、ダブルベッドに私を寝かせたあと、ブラジャーがわずかばかり透けて見えるブラウスの胸に手をあててきます。
「留美子ちゃんの胸、大きいねえ」 彼は燃え上がっているようでした。そのあと、私のブラウスのボータイを解いたあと、次に、ボタンをひとつずつ外しにかかりました。刺繍に縁取られたラベンダー色のブラジャーが露わになっていきます。
「やーーん、はずかしい。灯りをもっと落としてえ」と哀願。

「やーーん、変態、臭いよお」 履いていたストッキングの臭いを嗅ぐなんて、私はもうびっくりです。
「キミの脚をつつんでいたストッキングの臭いって最高だよ」 男性って不思議ですね。
ストッキングをはがされた脚を、彼はやさしく愛撫しながら、くちびるは徐々に上の方に這い上がっていきます。彼の手は、私のブラジャーのホックを外しにかかりました。ちょっと戸惑っていたものの、ブラジャーは私の体から外され、ベッドの下に、ストッキングをおいてある上に置きます。次に、彼の手が私のパンティにかかります。
「やーーん、恥ずかしい」 私は自分のパンティが下ろされないように押さえるのですが、彼は、私の手を強引にはねのけて、はいていたパンティをはいでしまいました。ウワッ、私のペニクリが露わになってるう。恥ずかしい・・・
私って、男として生きていくようには、神様は体をつくらなかったのですね。私のアソコは女性のクリトリスみたい・・・とまではいきませんが。もちろんそれよりは大きかったのですが、かわいくちょこんと飛び出ているという感じなのです。そして皮がかぶっていて、男性機能としては使い物にならないのかもしれません。まさにペニクリです。
「かわいいペニスだね」なんていいながら、彼は私のアソコを口に含むのです。彼の舌でころがすようにもてあそびます。少しばかり大きくなってきたのでしょうか。それでも小さい私のアソコ。私の頭は真っ白くなっていきました。

「ああーん、だめえ、いっちゃうわあ」 彼の強烈な愛撫に、もう私の理性なんか吹っ飛んでしまっています。私の声が部屋に響きます。男の機能はダメなのだけれども、声だけはよく出るみたいでした。
「ああーーっ、いっちゃうーっ」と、快感の頂点に達した私のアソコの先端から、白い透明っぽい液体が少しばかりはき出されたのです。女性ホルモンの注射などをやっていると、男性機能はかなり押さえられるのですね。彼は、その私の液体をやさしくなめるのです。
大男の彼は、リングにあがったときには、強い力で相手と向かい合って闘うのでしょうが、私の前では、私に奉仕する奴隷みたいな立場になっているのです。そこには、プロレスラーとしての男はいません。私に奉仕する奴隷としての男性がいるだけでした。
今度は、彼のアソコをみると、隆々といきり立っています。体の大きさに比例してのアソコの大きさはありませんが、それでも硬くいきり立っているようです。それを、私のお尻に入れようとするのですが、私はそれをやったことがありません。
「お願い、後ろはやめて。スマタでやってえ」
幸い、私が少しばかり放出したヌルヌルが私の股のところについていて、彼のペニスはそこにスッと入りやすかったようでした。私のスマタでピストン運動をするわけですから、体位は正常位ということになるのでしょうか。大きな彼の体が乗っかかってきたら、私はつぶれてしまいそうですが、彼はそんなふうにはならないように手でささえています。彼は腰を上下させます。私は自分の手を彼のアソコにもっていって、ピストン運動を補助してあげます。・・・上下運動はますます激しくなっていき、そして・・・
「ああ、もう出ちゃうよ」との言葉とともに、白濁した彼の体液がドバッと放出されたのです。アソコがピクピクと震えながら、白い液体を飛ばしていくのです。けっこう勢いはあったみたいでした。
『私とずいぶんとちがうのだなあ。でも、私は男としては生きていかないから、あんなふうに精液を出すのは嫌だ』なんて心でつぶやきながら、彼の射精を見たのでした。
このあと、お互いにバスを使って体の汗を洗い流し、そのままベッドで眠りにつきます。私は、彼が差し出した手を枕にして眠りに落ちていきました。ホントに彼の胸板は分厚くガッチリしています。そして、毛むくじゃらというほどではありませんが胸毛もそこそこ生えていて、まさに男の雰囲気ぷんぷんです。毛がほとんど生えていないか、または、むだ毛の処理をしている私は、大きな彼の胸元で眠る子羊のような感じだったのかもしれません。大男が子羊に従順に仕え奉仕する。なんだかちょっと優越感にも浸れました。

「ああーん、たまんないわあ」
「あっ、ああっ、いやーん、ううーん」 なにをしゃべっているのか、私の頭の中は真っ白け。
昨夜に続いて、ここからは2回戦ということになるのでしょうか。昨夜と同じようなことを繰り返し、私も再び快感の極みに達したのでした。彼のペニスからも、また勢いよく白濁液が飛び出てきて、そのあと、彼の欲望はおさまっていきました。
プロレスラーの彼は、その後も、ときどき、お店にやってきて、私を指名したり、個別にデートの約束をしたりと、私をかわいがってくれ、私に夢中になっているようでした。デートのたびに、高価なものをいろいろと買ってくれたりして、私も彼に甘えていました。甘える私を、彼は喜んでいるようで、そういうおつきあいがしばらく続いていったのでした。
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